リレンザに有効なインフルエンザとは?

インフルエンザ治療薬として知られるリレンザは吸入薬であるという点から経口薬に比べると広まるのが遅れたことは否めません。ノイラミニダーゼ阻害薬として世界で初めて市場に出されたインフルエンザ治療薬でありながら、すぐに日本で広まっていかなかった理由はその投与経路による影響が大きいでしょう。しかし、有効なインフルエンザが多いことからその有用性が認識されるようになり、経口インフルエンザ治療薬と同様に利用されるようになってきています。インフルエンザにはA型、B型、C型の三種類があり、リレンザはこの中でもA型とB型に対して有効性があります。季節性インフルエンザとして蔓延しやすいのはA型であり、B型も稀に同時期に流行を起こします。そのため、多くの人が苦しめられているインフルエンザの治療に対してリレンザは一般的に有効であるといえます。しかし、蔓延してしまっているインフルエンザを細かく見ていくと、いくつかの薬に対して耐性をもっているインフルエンザウイルスが原因となって感染が広がってしまう場合もあります。2009年にパンデミックを起こしたH1N1の新型インフルエンザウイルスに対しては傾向インフルエンザ治療薬の効果があまりないということが確認されました。また、同じ薬に対して耐性を持っているウイルスの登場が問題となっていますが、H1N1の新型インフルエンザを含む多くの耐性ウイルスに対してリレンザは有効性を示しているのが一般的です。吸入薬であるという点が日本人にはあまり馴染みがないために受け入れられていくのに時間がかかったものの、耐性インフルエンザウイルスに対する有効な治療薬としてその地位を確立するようになっています。

■治療薬を常備して万が一に備えましょう
インフルエンザの治療にはリレンザが効く